スプラウト旅行記

2019九州から北海道へ車中泊の旅 →からの日々のこと備忘録

day4 鬼キャン(その4)1402ピーク~祝子川温泉

澄んだ空気、鳥の声、気持ち良い朝の目覚めです。

鬼キャンもいよいよ最終日となりました。

 

テン場から少し歩いたところにある、五葉岳。この山頂からは、これまでの道のりがずっと見渡せ、「こんなに歩いて来たんだぁ…」と感動もひとしおでした。

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遠くには心のふるさと、九重連山も見えました

この五葉岳という名前の由来は、「ゴヨウマツ」だと、そこで出会ったおじいさんに教えてもらいました。このおじいさんがまだ高校生くらいのとき(50~60年前)は、五葉岳周辺は、ゴヨウマツの森だったそうです。それが、盗掘のせいで、今はお姫山に残る数本になってしまったそう・・・。

なんということでしょう。

周辺一帯を覆っていた木が、盗掘によって見る影もなくなってしまったなんて・・・。正直ショックでした。

人の欲って怖い。ここまで山を登り、木を根っこごと運び出すエネルギーもすごいです。そこまでして、ゴヨウマツが欲しかったんですね。お金のために・・・。

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ゴヨウマツの森、見てみたかったなぁ。

 

五葉岳とお姫山の間では「ゆるキャン」している人たちがいました。楽しそう!たまにはこういう山行もいいですね♪

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笑い声とごちそうのにおい

鹿納坊主は遠くからでもわかりやすいです。

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大崩山までは小さなアップダウンが続きました。が、そこまでキツイというわけでもなく、枯れたササの中、アセビの中、ブナの巨木エリアなど、さまざまな風景を楽しめました。

 

大崩山山頂は、メジャーな山だけあって人が多かったです。

日帰りで来ている人が多く、ここに来て、大型連休であることを実感しました。

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山頂標識と三角点

下山路は坊主尾根コースを選択しました。

坊主尾根の像岩、めちゃくちゃ怖かったです。

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梯子、ロープが多く、渋滞していましたが、急ぐ用があるわけでもないので、ペースを周りに合わせ、確実に下っていきました。

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壁やん・・・

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ぐらぐらするけど、あってありがたい梯子

岩ゾーンが終わってから、祝子川温泉までの下りが意外と長く感じました。下りは膝にくるので苦手なのですが、頑張るしかありません。行動食のアメでちょこちょこエネチャージをして、頑張りました。

 

沢が見えればあと少し。暑いし、ずっとお風呂に入れていないので、沢に飛び込みたかった~~!

でも、知人が下山口まで車で迎えに来てくれており、車内を濡らすわけにはいかないので、飛び込みたい気持ちはぐっとこらえました。

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飛び込みた~~い!沢登りも楽しそ~~う!

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下山!

3泊4日の縦走はこれにて終了!
前半は小雨が続きましたが、涼しくて◎、後半は展望よく歩いてきた道のりが見られて◎◎

最高の4日間となりました。計画してくれた旦那に感謝です。

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グローブがボロボロ

なかなか時間、交通手段がないと来られない場所ではありますが、九州を発つ前に来られて本当によかったです。

知人のお家でおいしいごはんをごちそうになり、最後まで満足の縦走でした。

(ね)