day3 鬼キャン(その3)九折越小屋~1402ピーク
3日目にしてご来光を見ることができました!
私たちにとっては令和初です!おめでとう!
傾山は山頂の道標も傾いているんですね。実は傾は初めてだったので、九州を離れる前に来られてよかったです。
鬼キャン=「鬼のようなキャンプ」はこの3日目が核心ということだったので、気を引き締めていきます。ちなみに、鬼のようにきつい(荷物重い、距離長い)・・・はずだったのですが、振り返って記事を書いている今は楽しかったことしか思い出せません。都合の良い脳みそです。
傾山から杉ヶ越までの区間が難所でした。地図上ではそこまで距離があるようには見えないのにコースタイムが長く、崖のようなところを下っていきました。結構こわかったですが、スリリングで楽しかったとも言えます。
旦那はこのルートを通ったことがあったそうで、いろいろとアドバイスをくれ、頼もしかったです。いつもの山行ではどんどん進み、見えないところまで行ってしまうのですが、この時は来ているかどうか、後ろを気にしてくれました。
このような急斜面を下るところと、割と安心して歩ける尾根とが交互にでてくる感じでした。
下りきったところにある神社はボロボロでした・・・。昔は、たくさんの人がお参りに来ていたのかなぁ
今回の山行(4日間)のうちで一番きつかったのが、なんと、この下りきったところから、新百姓山、そして夏木山まで登り返す道でした。
杉ヶ越でそこまで消耗したつもりはなかったのですが、ひたすら続く登りが、とにかく、きつかったです。
そして夏木山の手前では、この日最後の難所。
旦那がすごく緊張していました。
確かに距離自体は短いのですが、両側が落ち込んでいて、手がかりや足場はあまりなく、頼りないロープと金具の足場・・・。ドキドキしました。
夏木山までが遠かったけれど、その先はゆるい尾根で歩きやすく、難所を超えた安心感からか、元気もありました。
夏木山と五葉岳の間に名もなきピークがあり、そこがこの日のテン場。やっとテントの出番です。アセビに囲まれて風はなく、下は落ち葉でフカフカ。夕日も見られて、よいテン場でした。
謎の鳥の鳴き声が気になりつつ、就寝しました。(トラツグミとは違う鳴き声。誰だったんだろう・・・)
(ね)