ちょうどいい、の感覚
人それぞれ、ちょうどいい、の感覚って違うよね。
環境にやさしい暮らしを目指している私(達)だけど、どこまで追求するか、どこで妥協するかってお互いに違う。だからたくさん話し合って落としどころを見つけるわけだけど。
私的には、何事も続けられなきゃ意味がない。いわゆる「持続可能」じゃなきゃ意味がないって思う。
知り合いに、薪ストーブで煮炊きしている人がいて、いいなと思った。けど、実際私ができるかというと、自信はない。
でも薪ストーブで煮炊きすることはその人にとっての「ちょうどいい」なんだと思った。全然無理してる感じじゃなかったから。当たり前のこととして、やってる。
田舎に住んでて薪はいくらでもある環境だったら、環境にいい生活だと思う。でも、取り入れたところで、続かなくて義務になって苦しくなるのは違うかな~。
それ自体を楽しんでいたり、当たり前のこととしてできるのが理想。
だから、少しずつ自分の「ちょうどいい」の感覚をずらしていければいいなと思う。
きっと育児もきっとそう。
これから生まれてくる子は布おむつで育ててみたいと思っている。それは子供のためではなく、単にゴミを減らしたいからという親のエゴ。もちろん、おしっこの量がわかるとか、スキンシップの時間が増えるとかいろいろ言われているけど、一番の理由はゴミ問題かな~。
でも、実際やってみて続くかはわからない。お出かけのときは紙おむつ使うし、余裕がなかったら紙おむつになるだろうな…。でも余裕が出てきたら布おむつにすればいいし。
あと3ヶ月。どう生活や考え方が変わるか、楽しみだな。
【ジビエ料理】シカ肉のピカタ
やわらかく仕上がりました。家にある材料で、簡単に作れるので、また作ろっと!
(材料)
・シカ肉 →薄めのそぎ切りにする。厚ければ叩いて薄くする。(分厚いと、外は焦げて中まで火が通らない)
・塩コショウ
・片栗粉
・卵 →溶き卵にする。
・油
(作り方)
①切り分けたシカ肉(分厚いものは包丁の背やミートハンマーで叩く。1~1.5cmくらいの厚みに)に塩コショウで下味をつける。
②片栗粉をまぶす。
③溶き卵を準備。片栗粉をまぶしたシカ肉をくぐらせて、油を引いたフライパンで焼く。中火~弱火で、時々裏返して、表面を焦がさないように注意しながら、中までしっかり火を通す。
④器に盛り付けて完成。ケチャップなどのソースが合いそう。
写真は撮り忘れにつきナシ(>.<)
ししゃもの一夜干し
魚市場でししゃもが売ってたので、この時期にしか食べられないということで購入しました。
前から夫と、とある友人にも本物のししゃもを食べてもらいたいねって話をしていたので、郵送できるように一夜干しにすることにしました。カペリンじゃなくて本物のししゃもです。
1Lの水に40gの塩を入れて4%の塩水を作り、そこにししゃもを2時間ほど漬けて、串に刺して冷蔵庫で乾燥させます。
こんなかんじ。
さて、できほどは如何に。
りんごとんかつ
先日、長野の友達のところに遊びに行ってきて教わったレシピ。
紅玉りんごに、
塩コショウを振った豚バラ肉(こま切れでもOK)を巻き付け、
あとはとんかつの要領で
片栗粉→溶き卵→パン粉 の順につけて揚げる。
とっても簡単。
紅玉の甘酸っぱさと豚肉がマッチして、ソースとか何もつけなくてもおいしかったです。そして、揚げ物ではあるけど、半分はリンゴなので、重くない。ぱくぱく食べられちゃう。
紅玉2個をそれぞれ16等分して作って、4人前くらいかな。
良いレシピを教えてもらいました。
あと、カボチャサラダもおいしかった。
ゆでてマッシュしたカボチャに、レーズンとローストしたナッツを混ぜ込む。クリームチーズを入れてもGoodだ。ナッツは高いけど、レーズンくらいなら常用できそう。調味料類入れなくても、これだけでおいしかった!
カボチャはいくらあっても良いと夫が言っているので、このレシピも定番化するかな?
(写真が逆さまになっちゃうのはなんでだろう?)
ハマナスのジャムを作った
北海道の暮らしが始まってからはや3ヶ月が経とうとしています。結局車中泊のこと全然書いてないや・・・
もっと気軽に書けるようにしよう・・・。
最近、ようやくハマナスの実を摘みにいけたので、それをジャムにしてみました。
プチトマトみたいな見た目だけど、割ってみるとピーマンみたい。薄めの果肉に、中心部にはたくさん種が詰まっているかんじ。種を取り出し、果肉部だけを集める作業はなかなか大変でした。
果肉を砂糖と煮詰めてジャムの完成。ハマナスの実の重量に対して使用した砂糖は半量だったけど、十分甘~いジャムになりました。もう少し砂糖減らしても良かったかなって思うくらい甘いです。
パンにつけていただきます♪
2019.9.30 追記
第一弾 ハマナス685g 砂糖300g
第二弾 ハマナス197g 砂糖50g
day4 鬼キャン(その4)1402ピーク~祝子川温泉
澄んだ空気、鳥の声、気持ち良い朝の目覚めです。
鬼キャンもいよいよ最終日となりました。
テン場から少し歩いたところにある、五葉岳。この山頂からは、これまでの道のりがずっと見渡せ、「こんなに歩いて来たんだぁ…」と感動もひとしおでした。
この五葉岳という名前の由来は、「ゴヨウマツ」だと、そこで出会ったおじいさんに教えてもらいました。このおじいさんがまだ高校生くらいのとき(50~60年前)は、五葉岳周辺は、ゴヨウマツの森だったそうです。それが、盗掘のせいで、今はお姫山に残る数本になってしまったそう・・・。
なんということでしょう。
周辺一帯を覆っていた木が、盗掘によって見る影もなくなってしまったなんて・・・。正直ショックでした。
人の欲って怖い。ここまで山を登り、木を根っこごと運び出すエネルギーもすごいです。そこまでして、ゴヨウマツが欲しかったんですね。お金のために・・・。
ゴヨウマツの森、見てみたかったなぁ。
五葉岳とお姫山の間では「ゆるキャン」している人たちがいました。楽しそう!たまにはこういう山行もいいですね♪
鹿納坊主は遠くからでもわかりやすいです。
大崩山までは小さなアップダウンが続きました。が、そこまでキツイというわけでもなく、枯れたササの中、アセビの中、ブナの巨木エリアなど、さまざまな風景を楽しめました。
大崩山山頂は、メジャーな山だけあって人が多かったです。
日帰りで来ている人が多く、ここに来て、大型連休であることを実感しました。
下山路は坊主尾根コースを選択しました。
坊主尾根の像岩、めちゃくちゃ怖かったです。
梯子、ロープが多く、渋滞していましたが、急ぐ用があるわけでもないので、ペースを周りに合わせ、確実に下っていきました。
岩ゾーンが終わってから、祝子川温泉までの下りが意外と長く感じました。下りは膝にくるので苦手なのですが、頑張るしかありません。行動食のアメでちょこちょこエネチャージをして、頑張りました。
沢が見えればあと少し。暑いし、ずっとお風呂に入れていないので、沢に飛び込みたかった~~!
でも、知人が下山口まで車で迎えに来てくれており、車内を濡らすわけにはいかないので、飛び込みたい気持ちはぐっとこらえました。
3泊4日の縦走はこれにて終了!
前半は小雨が続きましたが、涼しくて◎、後半は展望よく歩いてきた道のりが見られて◎◎
最高の4日間となりました。計画してくれた旦那に感謝です。
なかなか時間、交通手段がないと来られない場所ではありますが、九州を発つ前に来られて本当によかったです。
知人のお家でおいしいごはんをごちそうになり、最後まで満足の縦走でした。
(ね)
day3 鬼キャン(その3)九折越小屋~1402ピーク
3日目にしてご来光を見ることができました!
私たちにとっては令和初です!おめでとう!
傾山は山頂の道標も傾いているんですね。実は傾は初めてだったので、九州を離れる前に来られてよかったです。
鬼キャン=「鬼のようなキャンプ」はこの3日目が核心ということだったので、気を引き締めていきます。ちなみに、鬼のようにきつい(荷物重い、距離長い)・・・はずだったのですが、振り返って記事を書いている今は楽しかったことしか思い出せません。都合の良い脳みそです。
傾山から杉ヶ越までの区間が難所でした。地図上ではそこまで距離があるようには見えないのにコースタイムが長く、崖のようなところを下っていきました。結構こわかったですが、スリリングで楽しかったとも言えます。
旦那はこのルートを通ったことがあったそうで、いろいろとアドバイスをくれ、頼もしかったです。いつもの山行ではどんどん進み、見えないところまで行ってしまうのですが、この時は来ているかどうか、後ろを気にしてくれました。
このような急斜面を下るところと、割と安心して歩ける尾根とが交互にでてくる感じでした。
下りきったところにある神社はボロボロでした・・・。昔は、たくさんの人がお参りに来ていたのかなぁ
今回の山行(4日間)のうちで一番きつかったのが、なんと、この下りきったところから、新百姓山、そして夏木山まで登り返す道でした。
杉ヶ越でそこまで消耗したつもりはなかったのですが、ひたすら続く登りが、とにかく、きつかったです。
そして夏木山の手前では、この日最後の難所。
旦那がすごく緊張していました。
確かに距離自体は短いのですが、両側が落ち込んでいて、手がかりや足場はあまりなく、頼りないロープと金具の足場・・・。ドキドキしました。
夏木山までが遠かったけれど、その先はゆるい尾根で歩きやすく、難所を超えた安心感からか、元気もありました。
夏木山と五葉岳の間に名もなきピークがあり、そこがこの日のテン場。やっとテントの出番です。アセビに囲まれて風はなく、下は落ち葉でフカフカ。夕日も見られて、よいテン場でした。
謎の鳥の鳴き声が気になりつつ、就寝しました。(トラツグミとは違う鳴き声。誰だったんだろう・・・)
(ね)